2007年5月4日   カレイ 鳴門撫養川河口岸壁

 鳴門の知人Fと鳴門でカレイを釣ろうということになり、オーソドックスですが撫養川河口の岸壁で釣行することになりました。ゴールデンウィークということもあり、わざわざ鳴門まで行って場所がとれないとシャレにならないので、私だけ前日の夜から現地に入り、その後、現地で知人と合流することになりました。

 徹夜でメバリングをするか、仮眠をとるか悩みましたが、大塚倉庫裏には先客がいたこともあり、後者を選びました。しかし、うとうとした程度でほとんど眠れませんでした…。

 そんなこともあり、満潮が7時なので5時に釣り場へ行く予定でしたが、4時に行き、もちろんコーナーに構え、ただぼーっとしているだけではつまらないので、1本針に本虫をつけて放り込んでいましたが、エサすらなくなりませんでした。

 そうこうしているうちに、夜明け前に東の空が薄白くなり、真っ赤な朝焼けとなってきたところで、仕掛けを毛針に変え、本虫と青虫をミックスがけにして、竿を2本に増やし(投げ竿2本しか持ってません…。)投入したところで、知人合流。しばらくあたりもなかったが、ここで事件発生!目の前に停泊していた船から船員が出てきて、

「出港するから、仕掛けをあげないと海に引き込まれるぞ。」

その言葉に、私とFは仕掛けをあげ始め、私が最後の1本を手に取ろうとした瞬間、竿先がかっくんとお辞儀。すかさず巻き上げると、小さいながらも23センチのカレイがかかっていました。これってあげる順番を間違っていたら釣れてなかったことになる。

「今日はついているかもぉ。」

しかし事件とはこのことではなく、しばらくして船が離岸し始め船の向こうの方で、

「ガシャーン、ドボン。」

振り返ると、Fの竿が見あたりません。Fは目先の竿だけあげて、別の場所に投げていたのを忘れていたのです。

いじけたFを尻目に、私は潮も半分くらい引いた10時頃までに、同じくらいのサイズをあと2枚追加して、納竿としました。

   

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