2009年01月03日   初めての愛媛 明浜〜伊方へ
 天気 晴れ     小潮  宇和島  干潮4:49 満潮11:26

 今回は、年末に友人H君と初の愛媛県方面に行こうという話になり、なんと私的には初の愛媛釣行になりました。深夜に出発し明け方着いて、場所とれなかったら目も当てられないし、初めての場所なのでゆっくり下見が出来るように、前日の21時半に出発しました。高速をひた走り0時過ぎに西予宇和ICで降り一般道に出ると、いきなりひどい濃霧に遭遇。仕方がないので近くにあったファミレスに逃げ込み、、なんと仕掛けを作っていました。正月と言うこともあってか深夜なのに意外と混み合っていました。

 しばらくして、外を見るとようやく霧も晴れてきたようなので、改めて出発。そして、明浜方面めぼしいところを見て回り、一番先の港で少し試しにエギングするも空振り。その波止も良さそうな感じがしましたが、筏もあり2人で攻めるには少し狭く感じたので移動することにしました。

 あれこれ見て回っていたのですが、暗くて状況がつかみにくかったこともあり、なかなか決まらず空がうっすらと白んできて朝まずめを逃すわけにはいかないので、小さな湾奥のあまり邪魔のない、しかも路肩の広い道路脇から投げ込むことにしました。そしてたっぷり餌をつけて第1投、おもりの着底後糸ふけを取っていたらいきなり

「グッ。」

 と重くなり、いきなり来たかと思いあわせを入れて巻き始めると結構重いがそれほど暴れているようには感じられない。もしやと思ったがやはりあがってきたのは、長さ約70〜80センチ、太さ手首くらいありそうな大アナゴでした。最近なんだかこいつが得意になりつつあるような…。もちろん仕掛けは丸呑みでボロボロ、早くも使い物になりません。あ〜やだやだ、非常に幸先悪いです。

 その後アタリがないので、とりあえずエギ。そのうちだんだん明るくなり海の中が見えるようになってきました。しかし、アタリはないので、エギ、ワーム。釣れるのは、ワームに磯ベラ、ガシラ。う〜ん磯ベラのやろう、ワームにまで…。

 エサはなくならないし、全然動きがないので移動することにしました。しかし、明るくなっているのでめぼしい釣り場は先客がいます。ここは思い切って伊方まで移動することにしました。

 伊方の湾奥の風裏を探してようやくたどり着き、早速仕掛け投入です。1投目の糸ふけを取って糸を張ろうとしていると急に重くなって、根掛かり…。いきなりテーパーから先ロストです。テンション下がります。それから改めて1本目、2本目を投入し3本目を準備していたとき、1本目にアタリ。すぐにあわせを入れ巻き始めますが、結構重い割に引きはそれほどでもなく、いや〜な予感がしてきます。そしてあがってきたのはやっぱりあいつでした。あえて名指しはしませんが、私が最近得意としたくはないのに得意な、ふっと〜くて長〜くてぬるぬるの朝と同じやつです。もうイヤになります。

 その後、合計4本竿を出しますがアタリどころか、エサもなくならない状態が続いていましたが、忘れた頃に小さなアタリ。前アタリかと期待しながらもう少し待ってみると、またしても小さなアタリ。仕方がないのであわせを入れ巻いてみると、確かに魚は付いているようですが巻けば巻くほど軽く感じてきます。やはり水深があると重く感じるんでしょうねぇ。んであがってきたのは、なんと20センチくらいの小さな「ほうぼう」でした。初めて釣りました。噂では美味しいと聞くのですが、小さいので釈放です。

 そして、また竿は沈黙するなか自分の竿を背にH君と話していると、「あたりや。大きいで!」と言ってタモを準備してくれます。振り返ると竿が三脚ではねています。急いで大きくあわせを入れると、竿が大きくしなります。・・・がこのしなり具合といいこの感触はチラシで言うところの有名メーカー(要するに無名メーカー)の20号の竿でした。実はこの20号の竿、多少短いですが見た目はプライムサーフ33号の竿とほぼ同じなんです。33号でこのくらい曲がってくれればいいのに…。まあそこそこのものが釣れているのには違いないでしょうから、多少期待しながら巻き上げると、水面下に白くて丸いやつが…しかも25〜30センチくらいあり、まるまる太っています。ますますテンションダウンです。

 その後アタリもなく、夕方日が傾いた頃、撤収としました。
 

 

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