2009年05月02日   たまには高松・本津川河口で投げ釣りカレイ狙い
 天気 晴れ     小潮  高松  干潮12:00 満潮05:22

 この日は連休前ということもあり、午前中少し釣って、昼頃に会社に寄って仕事が入っていないか確認する予定でしたので、たまには近場を攻めることに。そして選んだのは高松では数少ないメジャーポイント・本津川河口の岸壁です。波返しが高いので脚立が必需品になっています。ここは潮の流れが結構早く、33号の天秤が簡単に流されるような場所なので、私的には基本は潮止まり前後が勝負です。しかも本日は小潮でチャンスかと期待するも、ポイント到着が6時前で、満潮過ぎてしまいました。到着後急いで準備し投げ込むも、すでに潮が流れてしかけもどんどん流されていきます。この状況から今日の竿出しは2本です。エサは4月29日に余ったエサを、こっそり冷蔵庫に残していました。まだ、なんとか生きているようです。しかし連休の最初だというのに、このメジャーポイントにスムーズに入れたのはラッキーでした。これもある意味、高速1000円の影響でしょうか。やっぱり高松からだと遠征したくなる気持ちは分かります。みなさん遠出して、逆に近場が空いている感じでした。まあ釣りをしているとは限りませんが…。

 しかし、まっすぐ投げても、しばらくすると道糸が45度くらいになっています。てことは、100m投げても流されると、70mくらいか。

「ちょっと厳しいかな?」

と思いつつも、腕をパンパンにしながら流れ藻で重くなった仕掛けを回収しては投げ返すの繰り返しです。ところが小潮だからなのか、8時頃からあまり流されなくなりました。「これはチャンスか?」と思いながら投げ返していると、あるとき先に投げ込んでいる仕掛けと同じ方向に飛んでいってしまいました。しかしせっかく投げたのに、しんどい思いしてすぐ巻いて投げ返すのもなんなので、いつもと同じようにしばらく放っておきました。そしてしばらくして聞き合わせしてみると、隣の竿も同時におじぎします。「ああっ、やっぱりお祭りか〜。」としばらく呆然。流れ藻2つ分回収するのはきつそうで、テンション下がります。しかし待っていても解決はしないので、とりあえず回収し始めます。意外と重くなかったので、やはり潮にあまり流されなかったので、流れ藻もあまり付いていないのかと、少し安心しながら巻いていると、そういえば隣の竿ぜんぜん動きません。普通手前に巻き上げるとはいえ、お祭りしたらもっと動いたような気がします。

「・・・ ★ ・・・。」ピカッ!



「今の、もしかしてあたりか〜?!」

 巻いている途中の仕掛けが上がってくると、やっぱりお祭りしていません。投げ返すのもやめにして、もう1本の竿にあわせをいれてみますと、ぐっとした重量感ですが、流れ藻の様な重さで分かりません。しかし少し巻いてきたところで、「ぐいっ、ぐいっ。」としめこみます。「よ、よっしゃー!久しぶりの感触や〜。」寄せてくるまでに2度3度と、この締めつけ具合…いやいや締めこみがたまりませ〜ん。あとはサイズ、この締めこみ具合からして少し期待できそうですが、久しぶりの感触といい、藻が付いている可能性もあり、不安定ながら、脚立にのって海面を見ながら巻いていると、平べったいのが1つしか見えません。「よしっ、ええ型や。」と思ったとき、海面から3mくらいあることに気がつきました。もちろんタモなど準備していません。「う〜ん、しゃあない、抜いてやる。」 波返しの上に上がり、急なテンションがかからないようにして抜きあげます。それにしても結構な重量です。厚みも半端じゃありません。そしてあがってきたのがこちら↓



 マコガレイ34cmは大大大満足です。すぐさま、計測、写真撮影、朝から友人H君に迷惑メールです。しかし、このポイント、新聞などにもよく載っていますが、改めて本当だったんだと実感しました。そしてもう少しして9時半頃、会社に寄る為に撤収しました。

 カレイのその後・・・。

 翌日、でかすぎるので、半分に切って煮付けにしました。冷凍していた、その前の釣行で釣ったカレイとアイナメも一緒です。半分だけでもかなりおなかにたまりました。その身の厚さは、食べてみると一段とよく分かりました。 

 

 

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